Toriizaka Church, United Church of Christ in Japan in Minato-ku

JapanToriizaka Church, United Church of Christ in Japan

 

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5 Chome-6-15 Roppongi, Minato-ku, Tōkyō-to 106-0032, Japan
contacts phone: +81 3-3401-8704
website: toriizaka.blogspot.com
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Latitude: 35.660359, Longitude: 139.73449

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    鈴木幸子

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  • Ortelius Abraham

    Ortelius Abraham

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    1883年秋カナダ・メソジスト教会宣教師のデイヴィッドソン・マクドナルドが静岡から上京して、麻布永坂に土地を購入し、東洋英和学校の創設を図ると共に、築地教会講義所(銀座教会)を設立した。 1884年12月会堂が建設され、麻布教会になった。 1945年5月25日空襲で教会は焼失した。1950年六本木5丁目に会堂を再建した。1971年鉄筋コンクリートの会堂になる。1983年教育館を改築した。 1994年教育館を会堂と意匠をあわせた鉄筋コンクリートの教育館に改築した。 1979年横浜山下公園に『赤い靴はいてた女の子の像』が作られた。 これは純粋に野口雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会、後に赤い靴記念文化事業団と改称から寄贈された。 1982年8月同会はこの像のミニチュア版を999個制作し、そのうちの1個を横浜駅へ寄贈した。当初は横浜駅駅南口に設置されていた。 1998年横浜駅改良工事に伴い撤去され保管されていた。 2010年12月横浜駅自由通路(中央通路)に移設された。 2010年山下公園の少女像と同型の像が、横浜市と姉妹都市のアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ市の海辺に建てられ、6月27日に関係者が出席して除幕式が行われた。 1986年静岡県日本平『母子像』 1989年東京都麻布十番『きみちゃん像』 1991年北海道留寿都村『母思像』 2007年北海道小樽市『赤い靴 親子の像』 2009年北海道函館市『きみちゃん像』 2010年青森県鯵ヶ沢町『赤い靴の像』 『赤い靴』 野口雨情作詞 本居長世作曲 1922年発表。 歌詞は実話を題材にして書かれたという話が定説化していた。 清水市有渡郡不二見村、 現静岡市清水区宮加三、 出身の岩崎かよの娘の、 佐野きみ 1902年7月〜1911年9月、 がその赤い靴を履いていた少女のモデルとされた。 その「定説」は次のとおりである。 岩崎かよは未婚の母としてきみを育てていたが、北海道に渡り、鈴木志郎と結婚する。 きみが満3歳の時、鈴木夫妻は、社会主義運動の一環として当時注目されていた北海道の平民農場へ入植する。 しかし開拓生活の厳しさもあり、かよは義父の佐野安吉の仲介により、娘きみの養育をアメリカ人宣教師のヒュエット夫妻に託すことにした。 やがてヒュエット夫妻は本国に帰る事になるが、その時きみは結核に冒されており、アメリカに連れて行く事が出来ず、そのまま東京・麻布の鳥居坂教会の孤児院に預けられてしまう。 きみは孤児院で母親に会うこともできず、9歳で亡くなったという。 母親のかよは、きみはヒュエット夫妻と一緒にアメリカに渡ったものと思いこんでいて、きみが東京の孤児院で結核で亡くなったことは知らされないまま一生を過ごした。 1903年野口雨情は社会主義詩人として出発した。 1907年札幌市の新聞社に勤めていたときに、同僚の鈴木志郎やその妻のかよと親交を深め「かよの娘のきみが宣教師に連れられて渡米した」という話をかよから聞かされた。 乳飲み子の長女のぶ(きみには異父妹)を抱えて、鈴木夫妻は開拓生活に挫折していたのだ。 じつはこの時点では、きみは鳥居坂教会の孤児院にいたのだが、かよはそのことを知らない。 1921年この話を題材にして『赤い靴』が野口雨情によって作詞され、1922年に本居長世作曲で童謡になった。 1973年きみの異父妹・岡その、鈴木志郎とかよの三女が、新聞に「私の姉は『赤い靴』の女の子」と投書した。 この記事に注目した北海道テレビ記者の菊地寛が調査を開始した。菊地は5年にわたる取材ののち、上記の事実を確認した。 1978年『ドキュメント・赤い靴はいてた女の子』というドキュメンタリー番組を北海道テレビで制作・放送した。 1979年菊地はノンフィクション小説『赤い靴はいてた女の子』を発表、この本の記述が「定説」として定着した。 「定説」への異議 この「定説」には「捏造」が含まれているという説が作家の阿井渉介によって提唱された。 1986年静岡・日本平に「母子像」が建立された際、阿井は、地元テレビ局静岡放送が制作した記念番組、 『流離の詩・赤い靴はいてた女の子』、 の構成台本を依頼され執筆したが、このとき菊地本や、『ドキュメント・赤い靴はいてた女の子』に示された「定説」の事実関係に不審を抱き、のちに「定説」の矛盾点を追究するに至ったという。 2007年12月著書『捏像 はいてなかった赤い靴』徳間書店 において「定説」には根拠がないとする批判を明らかにした。 阿井による説は以下の通りである。 きみの実父を佐野だとする菊地本には根拠がない。きみが戸籍上、佐野の養女になっているのは、私生児を祖父の戸籍に入れる措置に準じて考えるべき。 菊地本で養親に比定されている宣教師の名前は、正しくはヒューエット。 ただしヒューエット夫妻と、きみの間には全く接点がない。「きみが宣教師の養女となった」という話は佐野がかよを安心させるためについた嘘であり、実は佐野が2歳のきみを東京の孤児院に預けて、きみはそこで一生を過ごしている。 この時期、北海道で布教を行なっていたヒューエット夫妻が、北海道に渡ってもいないきみを養女とすることはありえない。 菊地本は「宣教師の養女になったきみのことを、かよから聞いた雨情が詩にした」とするが、かよが雨情夫妻と言葉をかわす機会はそう多くなかったはずで、自分が結婚前に私生児を産んだと進んで告白するとも思えない。 野口家と鈴木家との親交は、夫同士の仕事上のつきあいと社会主義についての語り合いに限られたものとおぼしい。 雨情の『赤い靴』は社会主義的ユートピア運動の挫折の隠喩と解すべきだ。 阿井は、菊地は自分の取材不足を想像で埋めたとして「捏造」と論難しているが、これに対して菊地は自説の骨子には誤りはないと主張している。

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